庄屋さん(旧名家)系の友人からの、紅茶

少し前に仕事を辞めた。

辞めた理由は色々あったな。

 

建前は、介護での離職。

でも、本音は、遊びたいと思ったからだ。

・クラブに、サルサダンスを踊りに、行きたい。

・本を読みたい。なんでも良いから文書、書きたい。

・ネットゲーム、したい。

・ちゃんと眠りたい。

つまりは、介護と仕事で時間不足、からだな。

 

退職してからを、振り返ると、しっかり寝むるが一番、嬉しい。

仕事と介護の関係で、寝る時間が少ないのが、やはりキツかった。

 

そうしての退職を、採用同期の友人に、メールで知らせた。

友人からは、時間を置かず電話が来た。

 

友人

「仕事、辞めるのか?」

「辞めるよ。つまらん上司が嫌ってのもあるけど、介護で時間も不足だな」

 

友人

「久ぶりに飲みに行くか?」

「行こうか」

 

となり、退職関係が落ち着いて、休日に飲みに…。

久しぶりに会う彼は、手土産を持ってきた。

 

土産は、紅茶。

「LUPICA」

調べてみると、それなりのブランドみたいだ。

f:id:Nonsugar_Tea:20221030171110j:image

そのうち一つの封を切ってみると、少し甘い香り。

お湯を注ぐと、更に香りが立つ。f:id:Nonsugar_Tea:20221030171157j:imagef:id:Nonsugar_Tea:20221030171208j:imagef:id:Nonsugar_Tea:20221030171231j:imagef:id:Nonsugar_Tea:20221030171244j:image

香りを写真や動画には、撮れないので、甘い香りを含む揺れる蒸気…、

つまり湯気を、動画に撮ってみた。

f:id:Nonsugar_Tea:20221030171300j:image

 

食事と合わせると難しい香りだけれど、その甘い香りが良い。

『あいつ、私が紅茶好きなの、覚えるんだな…』

と、友人の配慮と紅茶を楽しんむ、LUPICAのオリジナル紅茶。

 

友人の彼は、京都人。

戦前は、大きな庄屋(しょうや)の家系、と聞いた記憶がある。

名主(なぬし)とも、呼ばれる存在だったらしく、京都の大きくて有名な神社の近くの名門で、裕福で知識人的な階層だったそうだ。

 

名門と比べると、こちらは、野良犬。

久しぶりに旧友に会う。

こうした場面で「気に入るかな?」の、手土産配慮は思いつきもしない。

 

ブログの写真撮影と作文、そして紅茶の香りは、彼と自分を比べさせてしまう。

 

紅茶を入れたポットは古くて細かい傷が、そしてガラスもくすむ。

紅茶用カップも、ない。

『あいつなら、マシな紅茶セット持ってるよな、多分』

 

www.youtube.com

 

今の私の趣味は、夜のラテンダンスと、安価な習い事の太極拳

同じ目線で、アイツが選ぶなら、

日舞(にちぶ)と、日本の古武道』

かな、きっと…。

 

今回の手土産は、かなりの効果がある。

仕事を辞めて、時間があるから。

そしてブログを書いているから。

だと、思うけれど、この紅茶の香りは、効きます。

 

その友人を思い…

「少しは良い、紅茶のポットとカップ、買おうっと♪」

そんな、ことを感じさせる。

 

少し寒く感じる、この頃…。

この紅茶の香りが、嬉しい。